ご挨拶


第182回 東北外科集談会
第108回 日本胸部外科学会東北地方会
第 40 回 日本血管外科学会東北地方会
第 97 回 日本小児外科学会東北地方会

当番世話人
木村　隆（福島県立医科大学 外科研修支援担当 教授）
　この度、令和４年秋の第182回東北外科集談会、第108回日本胸部外科学会東北地方会、第40回日本血管外科学会東北地方会、第97回日本小児外科学会東北地方会の当番世話人を務めさせていただくことになりました。ご参加される先生方にとりまして有意義な会となりますように福島県立医科大学外科学部門の7つの講座・診療科（心臓血管外科、消化管外科、肝胆膵・移植外科、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科、甲状腺・内分泌外科）が協力して鋭意準備を進めております。
　本会は182回という長い歴史を持ち、若手外科医の発表を中心に学術的な議論を交わすとともに、東北地方の外科医が交流を図るという大切な役割を果たしてまいりました。また、研修医や医学生が、先輩指導医との発表準備や小旅行を兼ねた現地での発表を通して、外科を進路に選ぶきっかけとなる大切なイベントでもありました。
　今回は特別講演のテーマを「外科教育」といたしました。講師にこの分野で国際的にご活躍されている北海道大学の倉島庸先生をお招きして我が国と国際的な外科医学教育の現状についてご講演を賜ります。また、演題の募集カテゴリーに「外科の教育、研修、トレーニング、リクルート」という項目を設けさせていただきました。各施設の取り組みをご発表いただき情報共有の場となることを期待しています。
　会場のふくしま医療機器開発支援センターはアニマルトレーニングを始めとした各種手術トレーニングの設備を備えています。せっかくの機会ですので参加される研修医、医学生に手術を体験してもらうためのハンズオントレーニングを企画しています。奮ってご参加いただければ幸甚です。
　今後の新型コロナの感染状況が予測できないためハイブリット開催で準備を進めていますが、会員の先生方にはぜひとも現地に足をお運びいただき、WEBでは難しい闊達なディスカッションができることを切に願っております。演題発表へのご応募、本会へのご参加のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


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